★膀胱訓練
こんなタイプに有効です。
・過活動膀胱、切迫性尿失禁のある人
・心因性頻尿のある人
・間質性膀胱炎のある人
膀胱炎のある人は行ってはいけません。
膀胱は筋肉で出来た伸び縮みする臓器です。
でもいつも少量の尿で排尿をしていて膀胱を伸ばすことがないと、
伸びが悪くなってしまいます。
尿を我慢するのは悪い事だと思ってる人がいますが、それは膀胱炎になってからのことです。
そうでなければ膀胱に尿をためて伸ばすことも大切なのです。
膀胱訓練で尿をためる機能の回復を図ります。
この訓練で「尿を我慢できた」と言う自信を得ると、尿意を感じた時の緊張や
不安から解放され、それが又頻尿の改善につながります。
①尿意を感じてもトイレに行くのを我慢します。
最初は、自宅で時間のある時に、トイレに行きたくなっても、
出来るだけ我慢してみましょう。
尿意を感じてもまずは5分我慢することから始めてください。
トイレに行きたくなったら、骨盤底筋を締めると我慢しやすくなります。
又トイレ以外のことに頭を切り替えて、尿意を紛らわせましょう。
②我慢する時間を少しずつ伸ばします。
5分から10分、20分と伸ばしましょう。
③自信が着いたら、外出先でも我慢してみましょう。
④外出先で気にならなくなったら訓練終了です。
目標は排尿間隔2~3時間、1回の排尿量200~300ml程度です。